葬儀のときは時間がなく、写真を選ぶ余裕がなかった。あとになって、もう少しその人らしい写真にしたかった、と感じる方は少なくありません。
作り直すことに、決まった制約はありません
遺影は、葬儀の祭壇に飾るための写真であると同時に、そのあと長く仏間やリビングに飾る写真でもあります。一般に、遺影を作り直してはいけないという決まりはありません。
ただし、宗派や地域、家ごとの考え方によっては、気にされる方もいます。気になる場合は、菩提寺やご親族に一度相談しておくと安心です。
作り直す時期の例
- 四十九日の法要(本位牌に替える時期に合わせて)
- 一周忌・三回忌などの年忌法要
- 仏壇を新しくしたとき、置き場所を変えたとき
- 偲ぶ会やお別れの会を開くとき
- 葬儀の遺影とは別に、手元に小さく飾る写真がほしくなったとき
法要に合わせる場合は、日程から逆算して早めに準備を始めると慌てずに済みます。写真選びから仕上がりまで、2〜3週間ほどを見ておくと安心です。
ご家族で相談しておきたいこと
- どの写真を使うか(ご兄弟で思い入れのある写真が違うこともあります)
- どこに飾るか(祭壇用の大きいサイズか、仏壇に置く小さいサイズか)
- 離れて暮らすご家族にも、同じ写真を渡すか
同じ一枚を、法要用・仏壇用・スマートフォン用など、使う場面に合わせたサイズで用意しておくと、ご家族それぞれが手元に置けます。
前の遺影の扱い
作り直したあとの古い遺影には、いくつかの扱い方があります。
- そのまま保管しておく
- 額から出して、写真だけアルバムにしまう
- お寺や神社でお焚き上げをしてもらう
どれが正しいということはありません。気持ちの区切りがつく方法を選んでいただければと思います。
お手元の写真で、遺影を作り直せるか確かめてみませんか。
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